高血圧と脳卒中の関係
高血圧は脳卒中の大きな危険因子の一つになっています。
血圧が高いと脳卒中を起こしやすいということになりますが、裏を返せば、血圧を下げれば脳卒中の発症を抑えることとができるということになりますね。
脳卒中の予防には血圧のコントロールが何よりも重要なのです!
脳卒中とは
脳卒中とは、脳の血管に突発的に起こる障害の総称で、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つに大きく分けられます。
脳梗塞
動脈硬化などによって血管が詰まってしまい、その先への血液の流れが途絶えてしまうのが脳梗塞です。
血管が詰まると、その先へ血液が流れませんから、その範囲にある脳細胞が壊死してしまいます。
その結果、手足の麻痺や言語障害などのさまざまな障害が現れます。
脳出血
血管に強い圧力がかかり続けることによって血管が破れて出血してしまうのが脳出血です。
流れ出た血液は脳内に溜まり、塊となって脳を圧迫するためにさまざまな症状や障害が現れてきます。
くも膜下出血
頭蓋骨の内側には「くも膜」と呼ばれる薄い膜があり、脳はこの「くも膜」に覆われています。
そのくも膜の下を走る血管にできた「こぶ」が破れて出血するのがくも膜下出血です。
血管壁が生まれつき弱い体質の人は起こりやすくなります。
発作の前ぶれと発作後の対応
脳卒中は突然起こるものですが、「脳梗塞」に関しては、時に「前ぶれ」となる症状が現れることがあります。
これを「一過性脳虚血発作(TIA)」と呼びます。
TIAでは、手足のしびれや麻痺、舌がもつれるなど、脳梗塞と同じ症状が現れますが、これらは大体10分程度で治まります。
一時は脳内の血管が詰まって血流が途絶えたものの、血栓が運良く自然に溶けて、血流が回復したために一旦出た症状がすぐに消えてしまったというわけです。
しかし、自然に血栓が溶けない場合や、一旦溶けても再度本格的な脳卒中が起こる可能性もありますから、TIAの症状が現れた場合は一刻も早く受診して、詳しい検査を受けて下さい。
万が一、脳梗塞の発作が起きた場合には、薬を使って血管の中にできた血栓を溶かす治療が行われます。
また、脳出血やくも膜下出血では、脳内にある血の塊を取り除く手術が行われることもあります。
治療で危険な時期を乗り切って回復した後は、再発予防のために定期的に検査を受けて、体調をチェックしていくことが大切!
発作を起こす前よりも厳しく日常生活を管理していく必要があります。
塩分の制限などの食事療法や運動療法、降圧薬などを使った薬物療法など、いろんな方法で血圧を厳格にコントロールしていきましょう!
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